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此
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こん
ふりがな文庫
“
此
(
こん
)” の例文
八五郎は聞て
然共々々
(
さうとも/\
)
奴等
(
きやつら
)
の
邪魔
(
じやま
)
をして見ろ後で
何樣
(
どのやう
)
な
意恨
(
いこん
)
を
報
(
かへ
)
されるも知れず
此
(
こん
)
な
間
(
ま
)
の惡ひ日には
又
(
また
)
何
(
どん
)
な惡ひ奴が來るか計られねば早く見世を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
人間は
未
(
ま
)
だ皆寝ているんだろう。家も木も往来もボンヤリと見える。
此奴
(
こいつ
)
等も寝ているんだろう。
瓦斯燈
(
がすとう
)
さえ淋しそうに黄色く光っている。
何人
(
だれ
)
も乃公が
此
(
こん
)
な高い処にいるとは思うまい。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
投出
(
なげいだ
)
したるに彌助は再び驚き
彌々
(
いよ/\
)
奴
(
きやつ
)
盜賊に相違なし
那
(
あ
)
れは何でも何所ぞの
家尻
(
やじり
)
を切て盜みし金ならん
那
(
あん
)
な
身形
(
みな
)
りをして大金を持て居るは
愈々
(
いよ/\
)
推量
(
すゐりやう
)
の通りならん
此
(
こん
)
な奴に
商
(
あきな
)
ひを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
“此”を含む語句
此方
此処
此家
彼方此方
此間
此様
此地
如此
此辺
此所
此女
彼処此処
彼此
此室
此樣
此邸
此頃
此處
此寺
此店
...