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榮
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えい
ふりがな文庫
“
榮
(
えい
)” の例文
新字:
栄
角「それがサ、あのお梅という
娘
(
こ
)
は
七歳
(
なゝつ
)
の時に保泉村の原中で
勾引
(
かどわ
)
かされたお
榮
(
えい
)
という娘だが、何うしてそれを
貴方
(
あんた
)
が娘にしなすったえ」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「その歳の冬——お
榮
(
えい
)
の厄があけるのを待つて、節分過ぎには一緒になる筈だつたと言ふから、無理もありませんね」
銭形平次捕物控:266 処女神聖
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「十日と云へば
明後日
(
あさつて
)
だ。
良
(
りやう
)
さんはもう一日二日延して、
榮
(
えい
)
さんに會ふてから學校へ行くとえゝのに。」
入江のほとり
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
『
昔々
(
むかし/\
)
或
(
あ
)
る
所
(
ところ
)
に三
人
(
にん
)
の
小
(
ちひ
)
さな
姉妹
(
きやうだい
)
がありました』と
福鼠
(
ふくねずみ
)
は
大急
(
おほいそ
)
ぎで
初
(
はじ
)
めて、『
其名
(
そのな
)
を、
榮
(
えい
)
ちやん、
倫
(
りん
)
ちやん、
貞
(
てい
)
ちやんと
云
(
い
)
つて、三
人
(
にん
)
とも
皆
(
みん
)
な
井戸
(
ゐど
)
の
底
(
そこ
)
に
住
(
す
)
んでゐました——』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
〔評〕江藤
新平
(
しんぺい
)
、前原
一誠
(
いつせい
)
等の如きは、皆
維新
(
いしん
)
の功臣として、勤王二なく、官は
參議
(
さんぎ
)
に至り、位は人臣の
榮
(
えい
)
を
極
(
きは
)
む。然り而して前後皆亂を爲し誅に伏す、惜しいかな。豈四
端
(
たん
)
の
偏
(
へん
)
ありしものか。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
▼ もっと見る
「ありましたとも、
一昨年
(
をとゝし
)
の秋、お春の姉のお
榮
(
えい
)
といふ娘が、何が氣に入らないか、お茶の水に飛込んで死にましたよ、その時お榮は十九、妹のお春より又一と際立まさつたきりやうで、母親のお米の歎きは大變でした」
銭形平次捕物控:266 処女神聖
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
榮
部首:⽊
14画
“榮”を含む語句
見榮
光榮
榮螺
榮華
榮耀
榮枯
榮譽
榮燿
繁榮
虚榮
夕榮
事榮
彌榮
榮喜
虚榮坊
虚榮心
榮辱
氣榮
正榮尼
白榮
...