“昔々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むかしむかし75.0%
むかし/\25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一一五 御伽話おとぎばなしのことを昔々むかしむかしという。ヤマハハの話最も多くあり。ヤマハハは山姥やまうばのことなるべし。その一つ二つを次に記すべし。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
昔々むかしむかし露西亜ロシアのペートル帝が和蘭オランダに行て航海術を学んだとうが、ペートル大帝だいていでもこの事は出来なかろう。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
昔々むかし/\ところに三にんちひさな姉妹きやうだいがありました』と福鼠ふくねずみ大急おほいそぎではじめて、『其名そのなを、えいちやん、りんちやん、ていちやんとつて、三にんともみん井戸ゐどそこんでゐました——』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)