“むかしむかし”の漢字の書き方と例文
語句割合
昔々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一一五 御伽話おとぎばなしのことを昔々むかしむかしという。ヤマハハの話最も多くあり。ヤマハハは山姥やまうばのことなるべし。その一つ二つを次に記すべし。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
昔々むかしむかし露西亜ロシアのペートル帝が和蘭オランダに行て航海術を学んだとうが、ペートル大帝だいていでもこの事は出来なかろう。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
『嬉遊笑覧』に『犬筑波集いぬつくばしゅう』猿の尻木枯ししらぬ紅葉かな、『もっともの草紙』赤き物猴の尻、『犬子集』昔々むかしむかし時雨しぐれや染めし猿の尻、また丹前能日高川の故事を物語るところになんぼうおそろしき物語にて候