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棋
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き
ふりがな文庫
“
棋
(
き
)” の例文
棋
(
き
)
を囲んだり、
逗留
(
とうりゅう
)
客を泊めたりするのに建てたのだと云って「
爛柯亭
(
らんかてい
)
」と名づけていたその一と棟は、八畳に六畳の次の間があって
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
僕
(
ぼく
)
は
僕
(
ぼく
)
で名人
决
(
けつ
)
定
戰
(
せん
)
の
觀戰記
(
くわんせんき
)
を書き
棋
(
き
)
力に相當加ふるものありとうぬ
惚
(
ぼ
)
れて、共に
張
(
は
)
り切つてゐるのだからたまらない。
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
孔生は公子兄妹と酒を酌み
棋
(
き
)
をたたかわして一家の人のようにして楽しんだ。
嬌娜
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
とにかくあんまり
強
(
つよ
)
くもなく、かと言つてまた
格別
(
かくべつ
)
恥
(
はづ
)
かしいほど
弱
(
よわ
)
い
譯
(
わけ
)
でもなく、
棋
(
き
)
風も先づ正正
堂堂
(
どうどう
)
として
至極
(
しごく
)
落
(
お
)
ち着き
拂
(
はら
)
つた方、正に兄たり
難
(
かた
)
く弟たり
難
(
かた
)
しの
組
(
くみ
)
合せだ。
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
陶は帰って旅装束を解くと、人をやとうて
亭園
(
ていえん
)
をしつらえさした。そして毎日馬と
棋
(
き
)
をやったり酒を飲んだりして、他に一人の友達もつくらなかった。馬は陶に結婚させようとしたが承知しなかった。
黄英
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
▼ もっと見る
とにかく
舊式
(
きうしき
)
の名人
制
(
せい
)
打
破
(
は
)
は
甚
(
はなは
)
だいい。ただ
問題
(
もんだい
)
は
棋界
(
きかい
)
に
功勞
(
こうろう
)
があり、而も
棋
(
き
)
力
衰
(
おとろ
)
へた
老棋士
(
ろうきし
)
の
老
(
ろう
)
後の生
活
(
くわつ
)
に
對
(
たい
)
して同時に何等かの
考慮
(
こうりよ
)
が
拂
(
はら
)
はるべきである事を
僕
(
ぼく
)
は切言したい。
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
棋
常用漢字
中学
部首:⽊
12画
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将棋
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