“将棋盤”の読み方と例文
旧字:將棋盤
読み方割合
しょうぎばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひょいと見ると、内側には、菖蒲革しょうぶがわの門番と六尺棒とが、その六尺棒を外に立てかけておいて、将棋盤しょうぎばんをかこんでいます。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この青年せいねんも、老人ろうじんも、いたっていい人々ひとびとでありました。二人ふたりとも正直しょうじきで、しんせつでありました。二人ふたりはいっしょうけんめいで、将棋盤しょうぎばんうえあらそっても、こころけていました。
野ばら (新字新仮名) / 小川未明(著)