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月前
ふりがな文庫
“月前”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
げつぜん
71.4%
げつまえ
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げつぜん
(逆引き)
孤村
(
こそん
)
の温泉、——
春宵
(
しゅんしょう
)
の
花影
(
かえい
)
、——
月前
(
げつぜん
)
の
低誦
(
ていしょう
)
、——
朧夜
(
おぼろよ
)
の姿——どれもこれも芸術家の
好題目
(
こうだいもく
)
である。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
生暖
(
なまぬる
)
い、
腥
(
なまぐさ
)
い、いやに
冷
(
つめた
)
く、かび臭い風が、
颯
(
さっ
)
と渡ると、
箕
(
み
)
で
溢
(
こぼ
)
すやうに
月前
(
げつぜん
)
に
灰汁
(
あく
)
が
掛
(
かか
)
つた。
光籃
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
月前(げつぜん)の例文をもっと
(5作品)
見る
げつまえ
(逆引き)
そして、二、三か
月前
(
げつまえ
)
にやった、さかずきは、まだ
店
(
みせ
)
に
置
(
お
)
いてないかと、あたりに
古道具
(
ふるどうぐ
)
がならべてあるのを
見
(
み
)
まわしてからききました。
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「その
傷
(
きず
)
は二、三か
月前
(
げつまえ
)
に、やはりだれかにいじめられてつけたのでございます。なにしろ、
夜
(
よる
)
になるとよくほえますので、
近所
(
きんじょ
)
から
憎
(
にく
)
まれていますもんですから。」と、
姉
(
ねえ
)
さんは
答
(
こた
)
えました。
おじいさんの家
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
月前(げつまえ)の例文をもっと
(2作品)
見る
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“月”で始まる語句
月
月代
月日
月夜
月光
月明
月並
月末
月輪
月琴
検索の候補
一月前
前月
前々月
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数月前
月滿御前
燃前月下
前関白月輪
前峯月照一江水
“月前”のふりがなが多い著者
北原白秋
夏目漱石
永井荷風
泉鏡花
小川未明