“古道具”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふるどうぐ60.0%
ふるだうぐ20.0%
ふるもの20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、二、三か月前げつまえにやった、さかずきは、まだみせいてないかと、あたりに古道具ふるどうぐがならべてあるのをまわしてからききました。
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)
とほりを二丁目ちやうめほどて、それを電車でんしや方角はうがくまがつて眞直まつすぐると、乾物屋かんぶつや麺麭屋ぱんやあひだに、古道具ふるだうぐつてゐるなりおほきなみせがあつた。御米およねはかつて其所そこあしたゝめる食卓しよくたくつた記憶きおくがある。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
異人相手の古道具ふるものは儲かる理窟を知っとるけに、大船に乗った気でいて来い
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)