“道具方”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どうぐかた75.0%
マシニスト25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道具方どうぐかたかしてまくいたんだが、そりゃおめえ、ここでおれがはなしをしてるようなもんじゃァねえ、芝居中しばいじゅうがひっくりかえるような大騒おおさわぎだ。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
これらの受け持ちの人は外に幾人もいましたが、その人たちは道具方どうぐかたの男で、みんな意地悪の横着おうちゃくものばかりでした。
曲馬団の「トッテンカン」 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
剃手とこやの曲は終りて、われは獨り廣闊なる舞臺の上に立てり。座長レジツシヨオルは笑を帶びて我顏を打目守うちまもり、斷頭臺は築かれたりと耳語さゝやきて、道具方マシニストに相圖せり。幕は開きたり。