“道具商”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だうぐや66.7%
どうぐや33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御徒士町辺おかちまちあたりとほつて見るとお玄関げんくわんところ毛氈もうせん敷詰しきつめ、お土蔵くらから取出とりだした色々いろ/\のお手道具てだうぐなぞをならべ、御家人ごけにんやお旗下衆はたもとしゆう道具商だうぐやをいたすとふので
士族の商法 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
弥「へえ、それは造作ざふさもねえ、やぶくか。長「やぶやつるか、知れねえやうにきずけるのが道具商だうぐや秘事ひじだよ。弥「フヽヽ「ヒヂ」は道具商だうぐやより畳職たゝみやはうがつよいで。
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
長「にゆうを知らんか、道具商だうぐや御飯おまんまつてゝ「にゆう」を知らんやつもねえもんだ。弥「アハヽヽなんこつた。長「きず出来できたとつてはあんま素人染しらうとじみるから、きずを「にゆう」とふが道具商どうぐや通言あたりまへだ。
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)