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旭
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ひ
ふりがな文庫
“
旭
(
ひ
)” の例文
その
中
(
うち
)
に東の空はほのぼのと明け渡って、向うの庭の枯れ木立の間から眩しい
旭
(
ひ
)
の光りが、この
室
(
へや
)
の中へ一パイに
映
(
さ
)
し込みました。
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
朝靄
(
あさもや
)
山の腰をめぐりて高くあがらず淺間が嶽に殘る雪
旭
(
ひ
)
の光にきらめきたり滊車の走るに兩側を眺むる目いそがはし丘を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
何しろ、これは、今の話の様子だと、——故人が
鏨
(
たがね
)
で刻んだという、雪をつかんだ鶏の鳥冠に、
旭
(
ひ
)
のさしたのを
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
また
寳珠鼻
(
ほうしゅばな
)
へ着くと乗込むものも有り、是から
関宿
(
せきやど
)
へ着きますと荷物が這入るので余程手間がかゝり、堺へ参りますと此処にて乗替え、
栗橋
(
くりはし
)
へ参り、
旭
(
ひ
)
が昇って川に映り、よい景色でございます。
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
色の白い
好
(
い
)
い男の、年若な武士で、大小などは
旭
(
ひ
)
にきらきらして、その立派さといったらなかったそうだよ。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
翌朝
(
よくてう
)
、
一風呂
(
ひとふろ
)
キヤ/\と
浴
(
あ
)
び、
手拭
(
てぬぐひ
)
を
絞
(
しぼ
)
つたまゝ、からりと
晴
(
は
)
れた
天氣
(
てんき
)
の
好
(
よ
)
さに、
川
(
かは
)
の
岸
(
きし
)
を
坦々
(
たん/\
)
とさかのぼつて、
來日
(
くるひ
)
ヶ峰
(
みね
)
の
方
(
かた
)
に
旭
(
ひ
)
に
向
(
むか
)
つて、
晴々
(
はれ/″\
)
しく
漫歩
(
ぶらつ
)
き
出
(
だ
)
した。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
旭
漢検準1級
部首:⽇
6画
“旭”を含む語句
旭川
旭日
旭光
旭将軍
旭日旗
旭玉山
旭日章
旭町
松旭斎天一
旭屋
旭座
旭館
旭窓
旭窓外史
旭茶屋
旭荘
旭日昇天
東旭川
正旭
真野冬旭
...