“日本刀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どす33.3%
につぽんとう33.3%
にほんたう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
向こうは、不意を食ろうて、あわてたらしいが、喧嘩の準備は、ちゃんと、出来ちょる。竹槍、日本刀どす、猟銃、ピストル、熊手、出刃、鎌——ようも揃えたもんじゃ。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
また源頼朝みなもとのよりとも義經よしつねなどの時代じだいからのちになりますと、みなさんもつてゐるとほり、日本刀につぽんとうといふものがさかんにつくられて、支那しなへも輸出ゆしゆつされたくらゐでありましたが
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
種が島、(残念さうに)駄目だめだよ。僕はびついてゐるから、——サアベル式の日本刀にほんたうにでも頼み給へ。
長崎小品 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)