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教
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おせ
ふりがな文庫
“
教
(
おせ
)” の例文
「——芸は身を助けるいうこと、あんた知らんのんか。
斯
(
こ
)
やって、ちゃんと三味を
教
(
おせ
)
とけば、この子が大きなって、いざと言うときに……」
わが町
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
「あれほどおらが
教
(
おせ
)
えたによ、もうそんねなこといって来るようじゃしょあんめえじゃあ」和尚はこういってげっぷをした
百足ちがい
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
此の頃尼が
死
(
しに
)
やして子供らア字イ書くことがなんねえで、手におえねえが、淋しかんべえが
旅金
(
たびがね
)
の出来るまで子供らに字イ書くことを
教
(
おせ
)
えてくんろ
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
御祭日
(
おさいじつ
)
でもねえのに、
銀米
(
ぎんまい
)
の気でいやがらあ。だから
帰
(
けえ
)
れって
教
(
おせ
)
えてやるのに」
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
私
(
わっち
)
が今立聞をしていたら、孝助の
母親
(
おふくろ
)
が
咽喉
(
のど
)
を突いて、お
前
(
なれ
)
さん方の逃げた道を孝助に
教
(
おせ
)
えたから、こゝへ
追掛
(
おっか
)
けて来るに
違
(
ちげ
)
えねえから、お
前
(
めえ
)
さんは此の石橋の下へ
抜身
(
ぬきみ
)
の
姿
(
なり
)
で隠れていて
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
「ああ痛ア。無茶しなはんな。三味線
教
(
おせ
)
るのがなにがいきまへんねん?」
わが町
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
しの「伊之助の手から線香一本手向けて貰っても、若草は嬉しくは受けめえが、お
前
(
めえ
)
は
何
(
なん
)
にも知らねえで使に来たんだから、
汝
(
われ
)
がには気の毒だから、寺の
名前
(
なめえ
)
だけ
教
(
おせ
)
えてくれる、中矢切の
法泉寺
(
ほうせんじ
)
といいやす」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「そない皆褒美もろたら、だいいち学校の会計くるうがな。だいたいお祖父やんのお前が読み書きのひとつもよう出来んといて、孫が勉強あかんいうて、怒る奴があるかい。なあ、君ちゃん他あやんちょっとも字イ
教
(
おせ
)
てくれへんやろ?」
わが町
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
仙「
教
(
おせ
)
えてさえくれりゃアお
前
(
めえ
)
は逃げても
好
(
い
)
いんだ」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
教
常用漢字
小2
部首:⽁
11画
“教”を含む語句
教育
宗教
教訓
教唆
教会
教化
御教
基督教徒
教師
教授
教父
清教徒
宗教上
基督教
耶蘇教
宣教師
説教
女教師
教鞭
教室
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