“おせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
46.2%
30.8%
尾瀬15.4%
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あれほどおらがおせえたによ、もうそんねなこといって来るようじゃしょあんめえじゃあ」和尚はこういってげっぷをした
百足ちがい (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
お光は聞ず兎にも角にも御奉行所へうつたへ出て御調しらべを願うた時は必ず證據しようこ人と成て給はれ忠兵衞殿とねんおせども忠兵衞は茫然ばうぜんとしてこたへもなく我が家へこそは立歸りぬお光はせがれ道之助にも其次第を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
之れより上越の国界こくかいなる山脈の頂上を経過けいくわす、みやくくる所太平原たいへいげんあり、はらきて一山脈あり、之れをすぐれば又大平野あり、之れ即ちしん尾瀬おせが原にして、笠科山かさしなやまと燧山の間につらな
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
いふに金眸も点頭うなずきて、「とかくは爾よきに計らへ」「おおせかしこまり候」とて。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)