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教
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おす
ふりがな文庫
“
教
(
おす
)” の例文
自分の
教
(
おす
)
わった師匠がその電気を取り
続
(
つ
)
いで、自分に掛けてくれて、そのお
蔭
(
かげ
)
で自分が生涯ぴりぴりと動いているように思っている。
かのように
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「もうしもうし
花魁
(
おいらん
)
え、と云われて
八
(
や
)
ツ
橋
(
はし
)
なんざますえとふり返る、
途端
(
とたん
)
に切り込む
刃
(
やいば
)
の光」という変な文句は、私がその時分南麟から
教
(
おす
)
わったのか
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
なんでもお前さんは誰にも物を
教
(
おす
)
わらないで、誰にも
頭
(
あたま
)
を
屈
(
かが
)
めないでいて、とうとう枯れた
籐
(
とう
)
のように折れてしまうのだわ。わたしそんな事にはならなくってよ。さようなら。
一人舞台
(新字新仮名)
/
アウグスト・ストリンドベリ
(著)
そのいわれを聞くと、子路と云う男は、一つ何か
教
(
おす
)
わって、それをまだ行わないうちに、また新らしい事を聞くと苦にするほど正直だからだって云うんです。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
私の家の
定紋
(
じょうもん
)
が
井桁
(
いげた
)
に菊なので、それにちなんだ菊に井戸を使って、喜久井町としたという話は、父自身の口から聴いたのか、または他のものから
教
(
おす
)
わったのか
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
私が大学で
教
(
おす
)
わったある西洋人が日本を去る時、私は何か
餞別
(
せんべつ
)
を贈ろうと思って、宅の蔵から
高蒔絵
(
たかまきえ
)
の
緋
(
ひ
)
の
房
(
ふさ
)
の付いた美しい
文箱
(
ふばこ
)
を取り出して来た事も、もう古い昔である。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「今日は教育会があるので来られない」と細君の事か何かを、
傍
(
そば
)
にいた坊主頭の丸々と肥えた小さい人に話していた。この丸い小さな人がKという公爵である事を、自分は
後
(
あと
)
で三沢から
教
(
おす
)
わった。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
教
常用漢字
小2
部首:⽁
11画
“教”を含む語句
教育
宗教
教訓
教唆
教会
教化
御教
基督教徒
教師
教授
教父
清教徒
宗教上
基督教
耶蘇教
宣教師
説教
女教師
教鞭
教室
...