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故
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かるがゆゑ
いかんとなれば冬の雪はいかほどつもりても
凝凍ことなく、
脆弱なる事
淤泥のごとし。
故に冬の雪中は
橇・
縋を
穿て
途を
行。
里言には雪を
漕といふ。
勵ゆゑに山伏といふ又
修驗といツパ
其修行終り修行
滿たる後の
本學とあれば難行苦行をなし
修行終て後の
本名なり
故に十
界輪宗の
嘲言に
徹すれば
厭ふべき
肉食なし
兩部不二の法水を
“故”の意味
《名詞》
(ふる)使い古したもの。おさがり。
(ふる)年を経たこと。
(ふる)以前のもの。
(ゆえ、体言や活用語の連体形などに付いて用いられる)理由。わけ。特別な事情。
(ゆえ)由緒。
(ゆえ)おもむき。
(ゆえ)縁故。
(ゆえ)故障。
《形容動詞》
(ことさら)故意に。わざと。わざわざ。
(ことさら)とりたてて。とりわけ。特に。格別。
(出典:Wiktionary)