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振
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ぷ
ふりがな文庫
“
振
(
ぷ
)” の例文
「そうさなあ」と冷ややかに、「南蛮屋は随分手広いが、おっ
振
(
ぷ
)
るって探すに手間暇はいらぬ。ひとつ家探しをしてみねえ」
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
これから、その母の
話
(
はなし
)
というのを一つ二つ
紹介
(
しょうかい
)
するが、僕は
出来
(
でき
)
るだけ彼女の話しっ
振
(
ぷ
)
りをそのまま
伝
(
つた
)
えることにしよう。これがまた
素敵
(
すてき
)
なのである。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
そのとき死骸の
側
(
そば
)
に、
伝馬町
(
てんまちょう
)
の万次という野郎がウロウロしていたというんだ、——男っ
振
(
ぷ
)
りは
好
(
い
)
いが、一向他愛のない安やくざだよ。その場から煙のように消えてしまったのだ。
銭形平次捕物控:211 遠眼鏡の殿様
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
じっさい町中の人が護送中の牛を途上に擁して、あの牛っ
振
(
ぷ
)
りなら馬の二、三頭わけなく引き裂くだろう、ことの、これあひょっとすると闘牛士も
殺
(
や
)
られるかも知れない、なんかと評判とりどり
踊る地平線:07 血と砂の接吻
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
拒
(
は
)
ねられれば拒ねられるほど
募
(
つの
)
ってくるのがこの病だというし、それに幸吉は、若
旦那
(
だんな
)
らしく
生
(
なま
)
ッ
白
(
ちろ
)
い自分の男ッ
振
(
ぷ
)
りに多分の自信を持っているのだから、おれの男ッ振りにうちの財産がある以上
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“振”を含む語句
振舞
振返
身振
振鈴
素振
振向
武者振
振廻
男振
羽振
手振
振顧
振切
立居振舞
一振
振子
頭振
言振
棒手振
振下
...