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手応
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てごたへ
ふりがな文庫
“
手応
(
てごたへ
)” の例文
旧字:
手應
頸
(
うなじ
)
から
肩
(
かた
)
と
思
(
おも
)
ふあたり、ビクツと
手応
(
てごたへ
)
がある、ふつと、
柔
(
やはらか
)
く
軽
(
かる
)
く、つゝんで
抱込
(
かゝへこ
)
む
胸
(
むね
)
へ、
嫋
(
たをやか
)
さと
気
(
き
)
の
重量
(
おもみ
)
が
掛
(
かゝ
)
るのに、アツと
思
(
おも
)
つて、
腰
(
こし
)
をつく。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ほろ酔の顔を
擽
(
くすぐ
)
つたい程の風に吹かせて、その男はまた釣り出した。すると、直ぐ一寸
手応
(
てごたへ
)
がしたので
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
引
(
ひ
)
き
懸
(
か
)
けた
処
(
ところ
)
でがんしよ……
鮒
(
ふな
)
一尾
(
いつぴき
)
入
(
はい
)
つた
手応
(
てごたへ
)
もねえで、
水
(
みづ
)
はざんざと
引覆
(
ぶつけえ
)
るだもの。
人間
(
にんげん
)
の
突入
(
つゝぺえ
)
つた
重
(
おも
)
さはねえだ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
応
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭