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愛
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いつくし
ふりがな文庫
“
愛
(
いつくし
)” の例文
かの
新婦
(
はなよめ
)
——即ち
大聲
(
おほごゑ
)
によばはりつゝ尊き血をもてこれと
縁
(
えにし
)
を結べる者の新婦——をしてその
愛
(
いつくし
)
む者の
許
(
もと
)
に
往
(
ゆ
)
くにあたり 三一—三三
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
両親を一時に失った私ども二人は、慈愛深い神父フリスチァンの
手許
(
てもと
)
に引き取られて、その後を実父にも優った
愛
(
いつくし
)
みの下に育てられて参りました。
聖アレキセイ寺院の惨劇
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
お勢の
生立
(
おいたち
)
の有様、
生来
(
しょうらい
)
子煩悩
(
こぼんのう
)
の孫兵衛を父に持ち、他人には薄情でも我子には眼の無いお政を母に持ッた事ゆえ、幼少の折より
挿頭
(
かざし
)
の花、
衣
(
きぬ
)
の裏の玉と
撫
(
な
)
で
愛
(
いつくし
)
まれ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
「
爾曹
(
なんぢら
)
の敵を
愛
(
いつくし
)
み、
爾曹
(
なんぢら
)
を
詛
(
のろ
)
ふ者を祝し、
爾曹
(
なんぢら
)
を憎む者を
善視
(
よく
)
し、
虐遇迫害
(
なやめせむる
)
ものゝ爲に祈祷せよ。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
人の手で
愛
(
いつくし
)
まれて居たその当時の夢を、北方の蛮人よりももつと乱暴な自然の
蹂躙
(
じうりん
)
に任されて
顧
(
かへりみ
)
る人とてもない今日に、その夢を未だ見果てずに居るかと思へるのである。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
▼ もっと見る
自己が享けて取るべき福を惜み
愛
(
いつくし
)
みて、之を存畱して置く意味に當る。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“愛”の解説
愛(あい、en: love、fr: amour)について解説する。
(出典:Wikipedia)
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
“愛”を含む語句
可愛
愛情
愛敬
慈愛
愛惜
愛嬌
愛着
最愛
情愛
愛人
寵愛
愛妾
可愛想
愛子
愛想尽
鍾愛
愛憎
愛玩
無愛想
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