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惡體
ふりがな文庫
“惡體”の読み方と例文
新字:
悪体
読み方
割合
あくたい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくたい
(逆引き)
さつきから奧で聞いてゐりやあ、手前たちは兄弟揃つて、よくも口から出放題の
惡體
(
あくたい
)
もくたいを
列
(
なら
)
べ立てやあがつたな。
権三と助十
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
其上
(
そのうへ
)
に
腹
(
はら
)
を
立
(
た
)
つと
直
(
す
)
ぐに、
此
(
こ
)
の
野郎
(
やらう
)
、
此
(
こ
)
の
大馬鹿
(
おほばか
)
と
惡體
(
あくたい
)
が
初
(
はじ
)
まるので、
是等
(
これら
)
は
大地主
(
おほぢぬし
)
の
癖
(
くせ
)
であるが、
餘
(
あま
)
り
感心
(
かんしん
)
した
風
(
ふう
)
では
無
(
な
)
い、とドクトルも
思
(
おも
)
ふたのであつた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
客等
(
きやくら
)
が
立去
(
たちさ
)
つてからも、
彼
(
かれ
)
は
一人
(
ひとり
)
で
未
(
ま
)
だ
少時
(
しばらく
)
惡體
(
あくたい
)
を
吻
(
つ
)
いてゐる。
然
(
しか
)
し
段々
(
だん/\
)
と
落着
(
おちつ
)
くに
隨
(
したが
)
つて、
有繋
(
さすが
)
にミハイル、アウエリヤヌヰチに
對
(
たい
)
しては
氣
(
き
)
の
毒
(
どく
)
で、
定
(
さだ
)
めし
恥入
(
はぢい
)
つてゐる
事
(
こと
)
だらうと
思
(
おも
)
へば。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
惡體(あくたい)の例文をもっと
(2作品)
見る
惡
部首:⼼
12画
體
部首:⾻
23画
“惡”で始まる語句
惡
惡戯
惡戲
惡口
惡企
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惡漢
惡巧
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