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悠々
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ゆう/\
ふりがな文庫
“
悠々
(
ゆう/\
)” の例文
懐中から
小菊
(
こきく
)
を取出して
鮮血
(
のり
)
を拭い、鞘に納め、
折
(
おり
)
や提灯を投げて、エーイと
鞍馬
(
くらま
)
の
謡
(
うた
)
いをうたいながら
悠々
(
ゆう/\
)
と割下水へ帰った。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
たゞ
此
(
この
)
秘密造船所
(
ひみつぞうせんじよ
)
を
出
(
い
)
づる
前
(
まへ
)
に、
一言
(
ひとこと
)
聽
(
き
)
きたきは、
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
の
竣成
(
しゆんせい
)
の
期日
(
きじつ
)
と、
此
(
この
)
艇
(
てい
)
の
如何
(
いか
)
に
命名
(
めいめい
)
されるかとの
點
(
てん
)
である。
大佐
(
たいさ
)
は
私
(
わたくし
)
の
問
(
とひ
)
に
對
(
たい
)
して、
悠々
(
ゆう/\
)
と
鼻髯
(
びせん
)
を
捻
(
ひね
)
りつゝ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
貢さんも急いで草履を
穿
(
は
)
いて、お濱さんの跡を追つて行つた。二人が桑畑を抜けて街道へ出た時には、二町も
先
(
さき
)
の路を、
晃
(
あきら
)
兄
(
にい
)
さんが
洋杖
(
すてつき
)
を手に夏帽を被つて、
悠々
(
ゆう/\
)
と京の方へ出て
行
(
ゆ
)
くのであつた。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
いま
悠々
(
ゆう/\
)
と
高照
(
たかひか
)
り
全都覚醒賦
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
と幸三郎は
沈着
(
おちつ
)
いた人ゆえ
悠々
(
ゆう/\
)
と玄関の処へ来ますとステッキがあります。これを
提
(
さ
)
げ、片手に
紙燭
(
ししょく
)
を
点
(
とも
)
したのを持って
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
『イヤ、イヤ、
决
(
けつ
)
して
御心配
(
ごしんぱい
)
なく。』と
彼
(
かれ
)
は
此時
(
このとき
)
珈琲
(
カツヒー
)
を
一口
(
ひとくち
)
飮
(
の
)
んだが、
悠々
(
ゆう/\
)
と
鼻髯
(
びぜん
)
を
捻
(
ひね
)
りながら
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
悠
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
々
3画
“悠々”で始まる語句
悠々閑々
悠々自適
悠々寛々
悠々乎
悠々然
悠々荘