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恩惠
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めぐみ
ふりがな文庫
“
恩惠
(
めぐみ
)” の例文
新字:
恩恵
そは神は人をして再び身を
上
(
あぐ
)
るに
適
(
ふさは
)
しからしめん爲己を與へ給ひ、たゞ自ら赦すに
優
(
まさ
)
る
恩惠
(
めぐみ
)
をば現し給ひたればなり 一一五—一一七
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
天
(
てん
)
の
恩惠
(
めぐみ
)
は
重
(
かさ
)
ね/″\
脊
(
せ
)
に
下
(
くだ
)
り、
幸福
(
かうふく
)
が
餘所行姿
(
よそゆきすがた
)
で
言寄
(
いひよ
)
りをる。それに
何
(
なん
)
ぢゃ、
意地
(
いぢ
)
くねの
曲
(
まが
)
った
少女
(
こめらう
)
のやうに、
口先
(
くちさき
)
を
尖
(
とが
)
らせて
運命
(
うんめい
)
を
呪
(
のろ
)
ひ、
戀
(
こひ
)
を
呪
(
のろ
)
ふ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
かしこに
謙遜
(
へりくだ
)
れる聖歌の作者
衣
(
きぬ
)
ひき
褰
(
かゝ
)
げて亂れ舞ひつゝ
恩惠
(
めぐみ
)
の
器
(
うつは
)
にさきだちゐたり、この時彼は
王者
(
わうじや
)
に餘りて足らざりき 六四—六六
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
見よ、一の魂、
頭
(
かうべ
)
の
深處
(
ふかみ
)
より目を我にむけてつら/\視、かくて高くさけびて、こはわがためにいかなる
恩惠
(
めぐみ
)
ぞやといふ 四〇—四二
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
我こゝより登りてわが
盲
(
めしひ
)
を癒さんとす、我等の爲に
恩惠
(
めぐみ
)
を求むる淑女天に在り、是故にわれ肉體を伴ひて汝等の世を過ぐ 五八—六〇
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
▼ もっと見る
その愛を世にてこと/″\く正義に向けたり、是故に
恩惠
(
めぐみ
)
恩惠に加はり、神彼の目を開きて我等の未來の
贖
(
あがなひ
)
を見しめぬ 一二一—一二三
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
その
燦
(
あざや
)
かさは愛の強さに伴ひ、愛の強さは
視力
(
みるちから
)
に伴ひ、しかして是またその功徳を超えて受くるところの
恩惠
(
めぐみ
)
に準ず 四〇—四二
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
心に神を
無
(
な
)
みし神を誹り、また自然と神の
恩惠
(
めぐみ
)
をかろんずるは、これ人神にむかひてその力を用ふるものなり 四六—四八
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
この者喉を動かせば生けりとおもはる、また彼等死せる者ならば何の
恩惠
(
めぐみ
)
により重き衣に蔽はれずして歩むや 八八—九〇
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
彼はこの後汝の名を世に新にするをうるなり、彼は生く、また時未だ至らざるうち
恩惠
(
めぐみ
)
彼を己が許によぶにあらずばなほ永く生くべし 一二七—一二九
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
恩
常用漢字
小6
部首:⼼
10画
惠
部首:⼼
12画
“恩”で始まる語句
恩
恩寵
恩顧
恩人
恩怨
恩愛
恩恵
恩誼
恩返
恩賜