“深處”の読み方と例文
新字:深処
読み方割合
ふかみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見よ、一の魂、かうべ深處ふかみより目を我にむけてつら/\視、かくて高くさけびて、こはわがためにいかなる恩惠めぐみぞやといふ 四〇—四二
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
是においてか未だ我に知られざりしかの光、さきに歌ひゐたる處なる深處ふかみより、あたかも善行を悦ぶ人の如く、續いていふ 二二—二四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
されどわがきくところまことならば、この深處ふかみより生きて還れる者なきがゆゑに、我汝に答ふとも恥をかうむるの恐れなし 六四—六六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)