恩惠おんけい)” の例文
新字:恩恵
それはほかでもい、今迄いまゝであだかてん恩惠おんけいごとく、きはめて順當じゆんたうに、みなみからきたへと、輕氣球けいきゝゆうをだん/″\陸地りくちほうおくつてつたかぜが、此時このとき俄然がぜんとして、ひがしから西にしへとかはつたことである。
彼は燃木もえぎが火から救ひ出されると同じやうな恩惠おんけいを願ひ乞ひ求めた。
この驟雨にわかあめがあつたばかりに、其後そのゝちふかてん恩惠おんけい感謝かんしやするときた。