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怨言
ふりがな文庫
“怨言”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うらみごと
31.8%
えんげん
27.3%
うらみ
18.2%
かごと
13.6%
ゑんげん
9.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うらみごと
(逆引き)
怨言
(
うらみごと
)
のありたけを言いつづけたけれど、千代子は
父
(
とう
)
さんに目っかって叱られたからと、出放題の言訳をして、その後は何と言われても一緒に夜道は歩かなかった。
心づくし
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
怨言(うらみごと)の例文をもっと
(7作品)
見る
えんげん
(逆引き)
ほかのことに思わせて宮は
怨言
(
えんげん
)
を
洩
(
も
)
らしておいでになるのを、中の君はただ
薫
(
かおる
)
のことでまじめに恨みを告げておいでになるものと思い込み
源氏物語:53 浮舟
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
怨言(えんげん)の例文をもっと
(6作品)
見る
うらみ
(逆引き)
『さうかえ、何だか氣持の惡さうな顏をして居るから、僕は又、何か市子に
怨言
(
うらみ
)
でも言はれたのを思出してるかと思つた。』
菊池君
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
怨言(うらみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
かごと
(逆引き)
世にあれば
怨言
(
かごと
)
も言へど亡き後の妻屋を見れば悲しとぞ思ふ
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
怨言(かごと)の例文をもっと
(3作品)
見る
ゑんげん
(逆引き)
離縁
(
りえん
)
して昌次郎へ
遣
(
つかは
)
し
見返
(
みかへ
)
らざるは
信
(
しん
)
なり罪なくして牢屋に
繋
(
つな
)
がれ
薄命
(
はくめい
)
を
覺悟
(
かくご
)
して
怨言
(
ゑんげん
)
なきは
禮
(
れい
)
なり
薄命
(
はくめい
)
を
歎
(
たん
)
じて死を定めしは
勇
(
ゆう
)
なり
五常
(
ごじやう
)
の道に
叶
(
かな
)
ふ事
斯
(
かく
)
の如く之に依て其
徳行
(
とくかう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
怨言(ゑんげん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“怨言”の意味
《名詞》
怨 言(えんげん)
怨みの言葉。
(出典:Wiktionary)
怨
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“怨”で始まる語句
怨
怨恨
怨霊
怨嗟
怨敵
怨念
怨靈
怨讐
怨鬼
怨魂
“怨言”のふりがなが多い著者
村井弦斎
尾崎紅葉
加能作次郎
近松秋江
岩野泡鳴
作者不詳
水上滝太郎
北原白秋
石川啄木
福沢諭吉