トップ
>
御所刑場
>
おしおきば
ふりがな文庫
“
御所刑場
(
おしおきば
)” の例文
私は江島屋のお菊さんと二世を言い交した仲だ。
御所刑場
(
おしおきば
)
へ引出されると、大きい声でそいつを怒鳴るかも知れませんよ
奇談クラブ〔戦後版〕:10 暴君の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
手間取
(
てまどり
)
大森
(
おほもり
)
の邊りに來りし頃は
早
(
はや
)
夜
(
よ
)
も
亥
(
ゐ
)
の
刻
(
こく
)
なれば
御所刑場
(
おしおきば
)
の
邊
(
あた
)
りは
往來
(
わうらい
)
の者も有まじと
思
(
おも
)
ひ
徐々
(
そろ/\
)
來懸
(
きかゝ
)
りしに
夜
(
よ
)
更と云殊に右の方は
安房
(
あは
)
上總
(
かづさ
)
の
浦々
(
うら/\
)
迄
(
まで
)
も
渺々
(
べう/\
)
たる
海原
(
うなばら
)
にして岸邊を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
洗ふ
波音
(
なみおと
)
高
(
たか
)
く左りは
草木
(
くさき
)
生茂
(
おひしげ
)
りし鈴ヶ森の御仕置場にして
物凄
(
ものすご
)
き事云ふばかりなし然れども
孝行
(
かうかう
)
の一心より
何卒
(
なにとぞ
)
父
(
ちゝ
)
の骨を
探
(
さが
)
し求め
故郷
(
こきやう
)
へ持歸りて母に見せんと
御所刑場
(
おしおきば
)
の中へ
分入
(
わけいり
)
那方
(
あなた
)
此方
(
こなた
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
誰も
聞
(
きく
)
人
(
ひと
)
は
有
(
ある
)
まじと存じ
噂
(
うはさ
)
仕つりし處
御所刑場
(
おしおきば
)
の
蔭
(
かげ
)
に右彦三郎が居て其事を聞きたるにより私しどもの
後
(
あと
)
に付て參り
住居
(
すまひ
)
を
見置
(
みおき
)
翌朝
(
よくてう
)
尋ね來りて彦兵衞悴なる由を申
聞
(
きけ
)
鈴ヶ森にて私し共の話を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
刑
常用漢字
中学
部首:⼑
6画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“御所刑”で始まる語句
御所刑
御所刑台