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彫付
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ほりつけ
ふりがな文庫
“
彫付
(
ほりつけ
)” の例文
言上
(
ごんじやう
)
なせば其方どもゝ入牢申付るぞと仰されければ兩人は少し
戰
(
ふる
)
へながら女の死體は何事も御座りませんが片々の二の
腕
(
うで
)
に小さく源次郎命と
彫付
(
ほりつけ
)
てありまた片々には
影物
(
かげもの
)
に灸を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
冥加
(
みょうが
)
にあまりてありがたしとも嬉しとも
此
(
この
)
喜び申すべき
詞
(
ことば
)
知らぬ
愚
(
おろか
)
の口惜し、忘れもせざる
何日
(
いつ
)
ぞやの朝、見所もなき
櫛
(
くし
)
に数々の花
彫付
(
ほりつけ
)
て
賜
(
たま
)
わりし折より、
柔
(
やさ
)
しき御心ゆかしく思い
初
(
そめ
)
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
見れば扇子一本
落
(
おち
)
てあり藤兵衞手に取あげ
能々
(
よく/\
)
見るに
鐵扇
(
てつせん
)
にて親骨に
杉田
(
すぎた
)
三五郎と
彫付
(
ほりつけ
)
有りし故掃部大いに
怒
(
いか
)
り然らば是は
幸手
(
さつて
)
の三五郎が
所業
(
しわざ
)
に
違
(
ちがひ
)
無
(
な
)
し今西の方へ
駈出
(
かけだ
)
して
行
(
ゆく
)
人影
(
ひとかげ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
申立けるに大岡殿其方とも
死骸
(
しがい
)
檢視
(
あらため
)
の
節
(
せつ
)
定
(
さだ
)
めて立合たるなるべし其の
死骸
(
しがい
)
に今憑司が申た通り
彫物疵
(
ほりものきず
)
ありしやと尋ねらるゝ兩人ヘイ力と云ふ字が
彫付
(
ほりつけ
)
て有しと云立るに女の方は如何じや此方にも
聞
(
き
)
き込し事あれば
僞
(
いつ
)
はりを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
彫
常用漢字
中学
部首:⼺
11画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“彫”で始まる語句
彫
彫刻
彫物
彫琢
彫像
彫師
彫物師
彫刻師
彫塑
彫刻物