山椒さんしよ)” の例文
お気の毒様なこつたが独活うど大木たいぼくは役にたたない、山椒さんしよは小粒で珍重されると高い事をいふに、この野郎めと脊をひどく打たれて
わかれ道 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
このしづかな夫婦ふうふ安之助やすのすけ神戸かうべから土産みやげつてたと養老昆布やうらうこぶくわんをがら/\つて、なかから山椒さんしよりのちひさくむすんだやつしながら、ゆつくり佐伯さへきからの返事へんじかたつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
山椒さんしよ 山椒の木で
十五夜お月さん (旧字旧仮名) / 野口雨情(著)
毒樣どくさまなこつたが獨活うど大木たいぼくやくにたゝない、山椒さんしよ小粒こつぶ珍重ちんちようされるとたかことをいふに、此野郎このやらうめとひどたれて
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
山椒さんしよの木
十五夜お月さん (旧字旧仮名) / 野口雨情(著)