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山椒
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さんしよ
ふりがな文庫
“
山椒
(
さんしよ
)” の例文
お気の毒様なこつたが
独活
(
うど
)
の
大木
(
たいぼく
)
は役にたたない、
山椒
(
さんしよ
)
は小粒で珍重されると高い事をいふに、この野郎めと脊を
酷
(
ひど
)
く打たれて
わかれ道
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
此
(
この
)
靜
(
しづ
)
かな
夫婦
(
ふうふ
)
は
安之助
(
やすのすけ
)
の
神戸
(
かうべ
)
から
土産
(
みやげ
)
に
買
(
か
)
つて
來
(
き
)
たと
云
(
い
)
ふ
養老昆布
(
やうらうこぶ
)
の
罐
(
くわん
)
をがら/\
振
(
ふ
)
つて、
中
(
なか
)
から
山椒
(
さんしよ
)
入
(
い
)
りの
小
(
ちひ
)
さく
結
(
むす
)
んだ
奴
(
やつ
)
を
撰
(
よ
)
り
出
(
だ
)
しながら、
緩
(
ゆつ
)
くり
佐伯
(
さへき
)
からの
返事
(
へんじ
)
を
語
(
かた
)
り
合
(
あ
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
山椒
(
さんしよ
)
山椒の木で
十五夜お月さん
(旧字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
お
氣
(
き
)
の
毒樣
(
どくさま
)
なこつたが
獨活
(
うど
)
の
大木
(
たいぼく
)
は
役
(
やく
)
にたゝない、
山椒
(
さんしよ
)
は
小粒
(
こつぶ
)
で
珍重
(
ちんちよう
)
されると
高
(
たか
)
い
事
(
こと
)
をいふに、
此野郎
(
このやらう
)
めと
脊
(
せ
)
を
酷
(
ひど
)
く
打
(
う
)
たれて
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
山椒
(
さんしよ
)
の木
十五夜お月さん
(旧字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
“山椒(サンショウ)”の解説
サンショウ(山椒、学名: Zanthoxylum piperitum)は、ミカン科サンショウ属の落葉低木である。別名はハジカミ。山地の雑木林などに自生し、和食料理に添えられる若葉は食材として木の芽とも呼ばれる。雄株と雌株が別々であり、春に葉のわきに黄緑色の花を咲かせ、雌株のみ実をつける。葉と雄花、球果に独特な香りを有し、香辛料として使われる。
(出典:Wikipedia)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
椒
漢検1級
部首:⽊
12画
“山椒”で始まる語句
山椒魚
山椒喰
山椒大夫
山椒皮
山椒味噌
山椒太夫
山椒昆布