“家形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いへがた50.0%
やかた50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて埴輪はにわ筒形つゝがたのものは、はかをかのまはり、ときにはほり外側そとがは土手どてにも、一重ひとへ二重ふたへあるひは三重みへにも、めぐらされたのであり、またつか頂上ちようじようには家形いへがた
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
それはごくふる時代じだいにもあつて、その時分じぶんはたゞおほきなかめつぼあはせて使つかつたのですが、のちには石棺せきかんをまねて、やはり家形いへがたおほきなかん出來できました。(第五十七圖だいごじゆうしちず
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
苔で青くなつた石の手水鉢てうづばち家形やかたの置いてあるのがある庭も、奥のも、静かな静かなものでしたが、店の方には若いお針子はりこが大勢来て居ましたから、絶えず笑ひ声がするのでした。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)