“孤島(こたう)” の例文
庭球(ローンテニス)もある、「クリツケツト」もある、射的塲(しやてきば)もある、相撲(すまふ)の土俵(どひやう)もある、いづれも櫻木大佐(さくらぎたいさ)が日本(につぽん)を出(い)づる前(まへ)から、かゝる孤島(こたう)の生活中(せいくわつちう)
遙(はる)かに日本(につぽん)の空(そら)を眺(なが)めて、早(はや)く孤島(こたう)を出發(しゆつぱつ)して、一日(いちにち)も速(すみや)かに貴方等(あなたがた)に再會(さいくわい)したいと待望(まちのぞ)んで居(を)る事(こと)でせう。
私(わたくし)は櫻木君(さくらぎくん)の大望(たいまう)をばよく知(し)つて居(を)ります。また、彼(かれ)が、人(ひと)の知(し)らない此(この)印度洋(インドやう)中(ちう)の一(いつ)孤島(こたう)に、三十有餘名(いうよめい)の水兵(すいへい)と共(とも)に、身(み)を潜(ひそ)めて居(を)る次第(しだい)をもよく存(ぞん)じて居(を)ります。