“好(エ)” の例文
ンヤ好(エ)デヤなア、雪(ユギ)ア解(と)ゲデセエ、鯡(ニシ)ゴト日當(ひあダ)りの屋根(ヤネ)サ干すエネ成(な)れば田(タコ)ア忙(エそ)がしグ成(な)テ、夫(オド)と晝間(シルマ)まで田(タコ)掻廻(カマ)して、それガラ田畔(タノクロ)サあがテせ、飯(ママ)も喰(ク)ば
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
ンヤ、好(エ)デアなあ、春に成(な)テ、鯡(ニシ)ゴト干して、馬(マゴ)出(だ)して、春風ア吹グ中(ナガ)で田(タコ)掻廻(カマ)して、はゝゝゝゝゝ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
田打櫻(タウヂざくら)の花(ハナコ)でも、蕗臺(バキヤタヂ)の花(ハナコ)でも、彼處(アコ)の田畔(タノクロ)ガラ見れバ好(エ)エ花見(はなみコ)だデバせ。弘前(フロサギ)の公園地(こうゑんち)の觀櫻會(くわんあうくわい)だけヤエにお白粉(しろい)臭(カマリコ)アポツポドするエンタ物で無(ネエ)ネ。フン! 二十六(にじふろく)の夫(オド)有(も)タテ何ア目ぐせバ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)