奏上そうじょう)” の例文
太史たいし(史官)の奏上そうじょうによると、昨夜は北斗ほくと七星が光りをかくしたということである。それは何のしょうであろう。師にその禍いをはらう術があるか」
みことはこんなにして、お道筋みちすじぞくどもをすっかりたいらげて、大和やまとへおかえりになり、天皇にすべてをご奏上そうじょうなさいました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
その状態じょうたいがどれぐらいつづいたかは自分じぶんにはすこしもわかりませぬ。が、不思議ふしぎなことに、そうしてあいだ現世げんせ人達ひとたち奏上そうじょうする祝詞のりとるようにはっきりとみみひびいてるのでございます。
「なにさま、其許そこ奏上そうじょうを伺っておると、其許は時局を思い病む余り、ちと気鬱きうつの症にかかっておられるようだ……。いたずらに、病者の進言などは、おそおおい。むしろお耳わずらわしかろうぞ」
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
建御雷神たけみかずちのかみはそれでひとまず安心して、大空へ帰りのぼりました。そして天照大神あまてらすおおかみ高皇産霊神たかみむすびのかみに、すっかりこのことを、くわしく奏上そうじょういたしました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
「天皇のみささぎをこわすためなら、ほかのものをやってはいけません。わたしが自分で行っておぼしめしどおりこわして来ます」とご奏上そうじょうになりました。天皇は
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)