“太史”の読み方と例文
読み方割合
たいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太史たいし(史官)の奏上そうじょうによると、昨夜は北斗ほくと七星が光りをかくしたということである。それは何のしょうであろう。師にその禍いをはらう術があるか」
それによると司馬談は己のまたちがたきを知るや遷を呼びその手をって、ねんごろに修史しゅうしの必要を説き、おのれ太史たいしとなりながらこのことに着手せず
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)