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太田
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おおた
ふりがな文庫
“
太田
(
おおた
)” の例文
これから
大久手
(
おおくて
)
細久手
(
ほそくて
)
へ掛り、
御嶽
(
おんたけ
)
伏水
(
ふしみ
)
といふ処を通りまして、
太田
(
おおた
)
の渡しを渡って、太田の宿の
加納屋
(
かのうや
)
という木賃宿に泊ります。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
第一にまず四ツ谷
永住町
(
ながずみちょう
)
の
太田
(
おおた
)
五斗兵衛
(
ごとべえ
)
、つづいては牛込の小林
玄竜
(
げんりゅう
)
、それから下谷竹町の三ノ
瀬
(
せ
)
熊右衛門
(
くまえもん
)
と、たった三人しきゃいねえんだよ。
右門捕物帖:26 七七の橙
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
しますかな。そうなると、三浦さんも係り合いは抜けないのだから、まず序びらきに
太田
(
おおた
)
の松茸のことを話してください
半七捕物帳:37 松茸
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
日暮里
(
にっぽり
)
の
諏訪神社
(
すわじんじゃ
)
の境内や、
太田
(
おおた
)
が原の
真菰
(
まこも
)
の池のそばで、はかない
逢瀬
(
おうせ
)
を続けていたのでございます
平賀源内捕物帳:萩寺の女
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
久昌寺
(
きゅうしょうじ
)
できのうあずけた馬を曳き出し、その背をかりて、日もまだ暮れぬうち、
太田
(
おおた
)
の里までついた。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
名田の大部分はむしろ関東にあって、その子孫は上州の
太田
(
おおた
)
に住んで太田家となり、下野の
小山
(
おやま
)
に住んで小山家となり、
下総
(
しもうさ
)
の
結城
(
ゆうき
)
に行って結城家となったばかりでなく
名字の話
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
猟師 (振りむいて)はい、美濃の
加納
(
かのう
)
へ行くならこの道だ、
下原
(
しもばら
)
、
金山
(
かなやま
)
、
太田
(
おおた
)
と出て行くさ。
中山七里 二幕五場
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
正
(
しょう
)
ちゃんはまだ
知
(
し
)
らないのよ。
太田
(
おおた
)
さんのお
家
(
うち
)
にもちょうせんぶながいたけれど、おなかがすくと、
共食
(
ともぐ
)
いをはじめて、
強
(
つよ
)
いちょうせんぶなが、ほかの
弱
(
よわ
)
いのをみんな
食
(
た
)
べてしまったというのよ。
ちょうせんぶなと美しい小箱
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あいつは
太田
(
おおた
)
だからよくわかっているのだ。
台川
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「
太田
(
おおた
)
の
原
(
はら
)
の
傍
(
そば
)
です」
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
すると、このうちにあった
結城
(
ゆうき
)
太田
(
おおた
)
ノ
大夫判官
(
たゆうのほうがん
)
親光
(
ちかみつ
)
は、なに思ったか
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
羽
(
はね
)
があるからとんでいったんだって、
太田
(
おおた
)
さんがいっていたわ。」
ちょうせんぶなと美しい小箱
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
“太田”で始まる語句
太田道灌
太田媛
太田村
太田牛一
太田水穂
太田蜀山人
太田黒兵助
太田飛騨守
太田太郎頼基
太田備中守資晴