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ふりがな文庫
“
士
(
ひと
)” の例文
咸丘蒙
(
かんきゅうもう
)
問いて曰く、語に言う、
盛徳
(
せいとく
)
の
士
(
ひと
)
は君得て臣とせず、父得て子とせず、舜は南面して立ち、堯は諸侯を
帥
(
ひき
)
いて北面してこれに朝せり、
瞽瞍
(
こそう
)
も
亦
(
また
)
北面してこれに朝す
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
横にならんで行く、浅黄のぶっ裂き羽織を着た四十あまりの
士
(
ひと
)
と、しきりに話しこんでゆく。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
此
(
この
)
人は
本郷
(
ほんごう
)
春木町
(
はるきちやう
)
に
居
(
ゐ
)
て、
石橋
(
いしばし
)
とは
進文学舎
(
しんぶんがくしや
)
の
同窓
(
どうそう
)
で、
予備門
(
よびもん
)
にも
同時
(
どうじ
)
に入学したのでありましたが、
同好
(
どうこう
)
の
士
(
ひと
)
であることは知らなかつたと見えて、
是
(
これ
)
まで
勧誘
(
くわんいう
)
もしなかつたのでありました
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
風は明るしこの
郷
(
さと
)
の、
士
(
ひと
)
はそゞろに
吝
(
やぶさ
)
けき。
文語詩稿 一百篇
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
その
士
(
ひと
)
は、用たしの帰りにでもこの
騒擾
(
そうじょう
)
にまきこまれたらしく、かえりを急ぐとみえて、いらいらしていた。仲間は、手の、定紋入りの
提燈
(
ちょうちん
)
をこわすまいとかばって、骨を折っていた。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
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同伴
(
つれ
)
の
士
(
ひと
)
は、面白そうににっこりして
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“士”の意味
《名詞》
(シ)男性。人物。特に立派な人物。
(シ)侍、武士。特に江戸時代におけるものを言う。
(出典:Wiktionary)
“士”の解説
士(し)とは、前近代東アジアにおいて、政治上の統治階級にいる人物、または有能・有徳の人物を指す。
(出典:Wikipedia)
士
常用漢字
小5
部首:⼠
3画
“士”を含む語句
武士
兵士
博士
紳士
力士
勇士
壮士
士官
徒士
騎士
郷士
衛士
富士山
若武士
富士額
女博士
一等運転士
侍士
隠士
脇士
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