“春木町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はるきちょう71.4%
はるきまち14.3%
はるきちやう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眉山の家は本郷ほんごう春木町はるきちょうの下宿屋であった。学校から帰ると、素裸すっぱだかになって井戸の水を汲込くみこみつつ大きな声で女中を揶揄からかっていた。
此方こなたは鹽原角右衞門夫婦、其のは大宮宿の栗原と申す旅籠屋はたごやに泊り、翌七日江戸に着し、本郷ほんごう春木町はるきまちに参りまして、岸田宇之助方を尋ね、妹おかめに逢い、右内が変死の事と
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
この人は本郷ほんごう春木町はるきちやうて、石橋いしばしとは進文学舎しんぶんがくしや同窓どうそうで、予備門よびもんにも同時どうじに入学したのでありましたが、同好どうこうひとであることは知らなかつたと見えて、これまで勧誘くわんいうもしなかつたのでありました
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)