“春木”の読み方と例文
読み方割合
はるき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ぼくは、ここの主人の春木はるきというものですが、よくおいでくださいました。じつは、ぼくのほうからお電話でもしようかと考えていたところです。」
少年探偵団 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
まさか、その日、この大事件の第一ページであるとは春木はるき少年は知らなかった。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
お富のためには真実の叔母ゆえ、あとねんごろに野辺の送りも済ませてから、丁度七日の逮夜たいやの日に、本郷ほんごう春木はるき町の廻りの髪結かみゆい長次ちょうじさんと云う、色の浅黒い、三十二三になる小粋こいきな男がって参りました。