トップ
>
逮夜
ふりがな文庫
“逮夜”の読み方と例文
読み方
割合
たいや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいや
(逆引き)
その翌夜は黒沼の
逮夜
(
たいや
)
で、長八夫婦と長三郎は列席した。他にも十五、六人の客があったが、大抵の人は東青柳町の噂を聞き知っていた。
半七捕物帳:69 白蝶怪
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
それから六日目、越前屋の主人治兵衞は、娘お菊の初七日の
逮夜
(
たいや
)
の晩、同じ物干臺の上で、後ろから脇差で刺されて死んでしまつたのです。
銭形平次捕物控:230 艶妻伝
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
娘の死を他の
咎
(
とが
)
によらずして、最初に還らざりしその不了簡に帰し、日も暮るれば死人をうちに
容
(
い
)
れて
逮夜
(
たいや
)
せんと、村人に謝礼しつ、夫婦して娘の死骸を抱き上げたり、父老壮年
空家
(新字新仮名)
/
宮崎湖処子
(著)
逮夜(たいや)の例文をもっと
(25作品)
見る
“逮夜”の意味
《名詞》
夜になること。
(出典:Wiktionary)
逮
常用漢字
中学
部首:⾡
11画
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
“逮”で始まる語句
逮捕
逮
逮捕状
逮野
逮捕令
逮捕監禁審問処罰
“逮夜”のふりがなが多い著者
柳田国男
三遊亭円朝
作者不詳
高浜虚子
福沢諭吉
野村胡堂
岡本綺堂
織田作之助
宮本百合子