“春木座”の読み方と例文
読み方割合
はるきざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なお少し行きますと、左手は春木座はるきざのある横町です。それほど高級の芝居ではありませんから、上手の役者ばかり出るのではないでしょうが、いつも非常な繁昌はんじょうです。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
わたしが毎月一度ずつ必ずその原を通り抜けたのは、本郷ほんごう春木座はるきざへゆくためであった。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)