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春木町
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はるきちょう
ふりがな文庫
“
春木町
(
はるきちょう
)” の例文
眉山の家は
本郷
(
ほんごう
)
の
春木町
(
はるきちょう
)
の下宿屋であった。学校から帰ると、
素裸
(
すっぱだか
)
になって井戸の水を
汲込
(
くみこ
)
みつつ大きな声で女中を
揶揄
(
からか
)
っていた。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
後にその頃の長屋門が取り払われたので、今
春木町
(
はるきちょう
)
から
衝
(
つ
)
き当る
処
(
ところ
)
にある、あの新しい黒い門が出来たのである。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
庭のそとはすぐ
春木町
(
はるきちょう
)
の通りになっているが、高い板塀には黒鉄の厳重な忍返しがついているし、昼間は相当人通りのはげしい通りだから、怪しまれずに板塀を乗り越えることなどは出来ない。
顎十郎捕物帳:02 稲荷の使
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
その当時藤村は本郷の新花町にいた。
春木町
(
はるきちょう
)
の裏通りを、
湯島
(
ゆしま
)
切通しの筋へ出る二、三
丁
(
ちょう
)
手前で、その突き当りが俗にいうからたち寺である。藤村は親戚の人と同居して、そこの二階で
起臥
(
きが
)
していた。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
当時
本郷
(
ほんごう
)
春木町
(
はるきちょう
)
にいる
木具屋岩吉
(
きぐやいわきち
)
の娘がありました。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“春木町”の解説
春木町(はるきちょう)は、かつて大阪府泉南郡に存在した町である。現在の岸和田市北部にあたる。
本稿では、前身の北掃守村(きたかもりむら)についても述べる。
(出典:Wikipedia)
春
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“春木”で始まる語句
春木
春木座
春木清
春木屋