“一等運転士”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
チイフ・メイト25.0%
チーフメイト25.0%
チイフ・メイツ25.0%
チーフ・メート25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「隠れるか」と一等運転士チイフ・メイトが言った。弾機ばねのように為吉は其の胸へ噛り付いた。声が出なかった。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
僕らにも最初のうちはよく分らなかったけれど、船長キャプテン一等運転士チーフメイトなどといろいろ意見を交換し合った結果、これは例の怪人集団の写真だという推定に落付いたんだ。
地球発狂事件 (新字新仮名) / 海野十三丘丘十郎(著)
一等運転士チイフ・メイツ、警察が来ました」とボウイが走込んで来た。右舷スタボウドの甲板に当って多勢の日本語の人声がして居た。ボストンの腕の下を駈抜けて為吉は機関室の鉄階段タラップを転がり落ちた。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
田所 僕も、やつと一等運転士チーフ・メートの免状も取りましたし、そろそろ……。
沢氏の二人娘 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)