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壞
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やぶ
ふりがな文庫
“
壞
(
やぶ
)” の例文
新字:
壊
この船の
壞
(
やぶ
)
れたるもちて、鹽を燒き、その燒け
遺
(
のこ
)
りの木を取りて、琴に作るに、その音
七里
(
ななさと
)
に聞ゆ。ここに歌よみて曰ひしく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
かれ身を固めず、ジュダの
試
(
ため
)
せし槍を
提
(
ひつさ
)
げてひとりかしこをいで、これにて突きてフィレンツェの腹を
壞
(
やぶ
)
らむ 七三—七五
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
故
(
まこと
)
に
此
(
この
)
二
子
(
し
)
は
皆
(
みな
)
聖人
(
せいじん
)
なるも、
猶
(
な
)
ほ
身
(
み
)
を
役
(
えき
)
して
世
(
よ
)
を
渉
(
わた
)
る
此
(
か
)
くの
如
(
ごと
)
く
其
(
そ
)
れ
汙
(
ひく
)
きこと
無
(
な
)
き
能
(
あた
)
はず。
則
(
すなは
)
ち
(一〇〇)
能仕
(
のうし
)
の
設
(
は
)
づる
所
(
ところ
)
に
非
(
あら
)
ず。
宋
(
そう
)
に
富人
(
ふうじん
)
あり、
天
(
あめ
)
雨
(
ふ
)
りて
墻
(
かき
)
壞
(
やぶ
)
る。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
三三七 是に由て我汝等に誨ゆ、此處に來會せる者は悉く愛欲の根を掘れ、優尸羅を求むる人は毘羅拏草を(掘るが如く)、以て流れが葦を(穿つが)如く魔羅をして數しば汝等を
壞
(
やぶ
)
らざらしめよ。
法句経
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「亂暴でも生命は自ら
壞
(
やぶ
)
りはしません。」
計画
(旧字旧仮名)
/
平出修
(著)
▼ もっと見る
そこでオケの命が御自身で下つておいでになつて、御陵の傍を少し掘つて還つてお上りになつて、「すつかり掘り
壞
(
やぶ
)
りました」と申されました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
いと多くの流れにより嬉しさわが心に
滿
(
み
)
つれば、心は自らその
壞
(
やぶ
)
れずしてこれに
堪
(
た
)
ふるをうるを悦ぶ 一九—二一
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
「この御陵を壞らむには、
他
(
あだ
)
し人を遣すべからず。もはら僕みづから行きて、大君の御心のごと
壞
(
やぶ
)
りてまゐ出む」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
壞
部首:⼟
19画
“壞”を含む語句
破壞
崩壞
不壞
壞空
爛壞
破壞力
破壞作用
欠壞
打壞
崩壞物
壞片
壞滅
壞劫
偶像破壞者
倒壞家屋
事壞
不壞金剛