トップ
>
墓標
>
はかじるし
ふりがな文庫
“
墓標
(
はかじるし
)” の例文
手向
(
たむけ
)
候者一人も是なし
併
(
しか
)
し
拙僧
(
せつそう
)
宗旨
(
しうし
)
の儀は
親鸞上人
(
しんらんしやうにん
)
よりの申
傳
(
つたへ
)
にて
無縁
(
むえん
)
に相成候
塚
(
つか
)
へは
命
(
めい
)
日
忌
(
き
)
日には
自坊
(
じばう
)
より
香花
(
かうげ
)
を
手向
(
たむけ
)
佛前
(
ぶつぜん
)
に於て
回向
(
ゑかう
)
仕つり候なりと元より
墓標
(
はかじるし
)
も
無
(
なき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「死んだら、
埋
(
う
)
めて下さい。大きな真珠貝で穴を掘って。そうして天から落ちて来る星の
破片
(
かけ
)
を
墓標
(
はかじるし
)
に置いて下さい。そうして墓の傍に待っていて下さい。また
逢
(
あ
)
いに来ますから」
夢十夜
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
其の内村の者も参り、観音寺の和尚様も来て、何しろ
捨
(
すて
)
ては置かれないと早速此の
由
(
よし
)
を名主から代官へ訴え検死済の上、三人の死骸は観音堂の
傍
(
わき
)
へ穴を掘って埋め、大きな
墓標
(
はかじるし
)
を立てました。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
並び立つ古い
墓標
(
はかじるし
)
も唯生き残るもののためにのみあるかのように見えた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
逼塞
(
ひつそく
)
した息はお
腹
(
なか
)
の上へ
墓標
(
はかじるし
)
をたてようとする。
藍色の蟇
(新字旧仮名)
/
大手拓次
(著)
▼ もっと見る
跡を弔ふ
墓標
(
はかじるし
)
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
跡を弔ふ
墓標
(
はかじるし
)
雲は天才である
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
跡を弔ふ
墓標
(
はかじるし
)
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
跡を弔ふ
墓標
(
はかじるし
)
雲は天才である
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“墓標”の意味
《名詞》
墓石に刻まれた故人の情報や建立者の表示。
故人が埋葬されていることを示す石や木材の柱。
(出典:Wiktionary)
墓
常用漢字
小5
部首:⼟
13画
標
常用漢字
小4
部首:⽊
15画
“墓”で始まる語句
墓
墓地
墓所
墓石
墓場
墓参
墓詣
墓穴
墓原
墓碣