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境界
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さかひ
ふりがな文庫
“
境界
(
さかひ
)” の例文
四方
(
よも
)
の空はや靜かになりぬ、彼我に曰ふ。これは硬き
銜
(
くつわ
)
にて己が
境界
(
さかひ
)
の内に人をとどめおくべきものなり 一四二—一四四
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
お
品
(
しな
)
は
田圃
(
たんぼ
)
からあがる
前
(
まへ
)
に
天秤
(
てんびん
)
を
卸
(
おろ
)
して
左
(
ひだり
)
へ
曲
(
まが
)
つた。
自分
(
じぶん
)
の
家
(
いへ
)
の
林
(
はやし
)
と
田
(
た
)
との
間
(
あひだ
)
には
人
(
ひと
)
の
足趾
(
あしあと
)
だけの
小徑
(
こみち
)
がつけてある。お
品
(
しな
)
は
其
(
その
)
小徑
(
こみち
)
と
林
(
はやし
)
との
境界
(
さかひ
)
を
劃
(
しき
)
つて
居
(
ゐ
)
る
牛胡頽子
(
うしぐみ
)
の
側
(
そば
)
に
立
(
たつ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
是故にこの
妙
(
たへ
)
なる、天使の
神殿
(
みや
)
、即ちたゞ愛と光とをその
境界
(
さかひ
)
とする處にて、わが顏ひ全く成るをうべくば 五二—五四
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
有毒
(
うどく
)
の
雜木
(
ざつぼく
)
これらの
境界
(
さかひ
)
の内に滿つれば、今はたとひ耕すともたやすく
除
(
のぞ
)
き難からむ 九四—九六
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
“境界”の意味
《名詞》
物と物との境。疆界。極限。
(出典:Wiktionary)
境
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
界
常用漢字
小3
部首:⽥
9画
“境”で始まる語句
境内
境
境遇
境涯
境目
境地
境川
境木峠
境木
境論