地蜂ぢばち)” の例文
ある友伯父ともをじさんはうら木小屋きごやちかくにあるふるいけかへるをつかまへました。土地とちのものが地蜂ぢばちつけるには、かへるにくにします。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
蜜蜂みつばち赤蜂あかばち土蜂つちばちくまばち地蜂ぢばち——木曾きそのやうなやまなかにはいろ/\なはちをかけますが、そのなかでもおほきなをつくるのはくまばち地蜂ぢばちです。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
地蜂ぢばちといふはちは、よく/\つちのにほひがきとえまして、べたのなかをかけます。土手どてわきのやうなところへ入口いりぐちあなをつくつてきます。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)