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土手下
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どてした
ふりがな文庫
“
土手下
(
どてした
)” の例文
茶屋
(
ちやゝ
)
が
裏
(
うら
)
ゆく
土手下
(
どてした
)
の
細道
(
ほそみち
)
に
落
(
おち
)
かゝるやうな三
味
(
み
)
の
音
(
ね
)
を
仰
(
あほ
)
いで
聞
(
き
)
けば、
仲之町藝者
(
なかのてうげいしや
)
が
冴
(
さ
)
えたる
腕
(
うで
)
に、
君
(
きみ
)
が
情
(
なさけ
)
の
假寐
(
かりね
)
の
床
(
とこ
)
にと
何
(
なに
)
ならぬ一ふし
哀
(
あわ
)
れも
深
(
ふか
)
く
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
すると停車場の方から提燈を
点
(
つ
)
けた男が
鉄軌
(
レール
)
の上を
伝
(
つた
)
つて
此方
(
こつち
)
へ来る。
話
(
はな
)
し声で
判
(
はん
)
じると三四人らしい。提燈の影は踏切りから
土手下
(
どてした
)
へ隠れて、孟宗藪の
下
(
した
)
を通る時は、話し声丈になつた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
然程
(
さるほど
)
に大岡殿には
翌
(
よく
)
日
直樣
(
すぐさま
)
吉原
土手下
(
どてした
)
の人殺し一
條
(
でう
)
調
(
しら
)
べとなり其人々には
駈込訴人
(
かけこみそにん
)
石
(
こく
)
町二丁目甚兵衞
店
(
だな
)
六右衞門方同居久八右久八
伯父
(
をぢ
)
六右衞門久八元主人神田三河町伊勢屋五兵衞代金七富澤町甲州屋吉兵衞等なり越前守殿久八を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“土手”で始まる語句
土手
土手三番町
土手際
土手道
土手町
土手々前
土手側
土手形
土手添
土手組