“どてした”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
堤下84.2%
土手下15.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
作右衞門という老人としよりが名主役を勤めており、多助は北阪きたさかの村はずれの堤下どてした独身活計ひとりぐらしをしているというから遣って参り
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
これらの徒は地方によって、或いは山の者・谷の者・野の者・島の者・堤下どてしたなどとも呼ばれているが、いずれも皆同一理由から得た名と解せられる。
然程さるほどに大岡殿にはよく直樣すぐさま吉原土手下どてしたの人殺し一でう調しらべとなり其人々には駈込訴人かけこみそにんこく町二丁目甚兵衞だな六右衞門方同居久八右久八伯父をぢ六右衞門久八元主人神田三河町伊勢屋五兵衞代金七富澤町甲州屋吉兵衞等なり越前守殿久八を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)