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嚢中
ふりがな文庫
“嚢中”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のうちゅう
88.9%
なうちう
3.7%
なうちゆう
3.7%
のうちう
3.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のうちゅう
(逆引き)
今日は幸い時間もある、
嚢中
(
のうちゅう
)
には四五枚の
堵物
(
とぶつ
)
もある。連れて行けば行かれる。細君も行きたいだろう、僕も連れて行ってやりたい。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
嚢中(のうちゅう)の例文をもっと
(24作品)
見る
なうちう
(逆引き)
去
(
さ
)
りながら
外面
(
おもて
)
に
窮乏
(
きうばふ
)
を
粧
(
よそほ
)
ひ、
嚢中
(
なうちう
)
却
(
かへつ
)
て
温
(
あたゝか
)
なる
連中
(
れんぢう
)
には、
頭
(
あたま
)
から
此
(
この
)
一藝
(
いちげい
)
を
演
(
えん
)
じて、
其家
(
そこ
)
の
女房
(
にようばう
)
娘等
(
むすめら
)
が
色
(
いろ
)
を
變
(
へん
)
ずるにあらざれば、
決
(
けつ
)
して
止
(
や
)
むることなし。
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
嚢中(なうちう)の例文をもっと
(1作品)
見る
なうちゆう
(逆引き)
そして、
井桁樓
(
ゐげたろう
)
と敷島とを思ひ浮べて
嚢中
(
なうちゆう
)
の無一文を苦しみ、入院中のお鳥を思ひ出してはその不自由な病氣を呪つた。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
嚢中(なうちゆう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
のうちう
(逆引き)
ことに、既に長き旅路に
勞
(
つか
)
れたる我をして、
嚢中
(
のうちう
)
甚だ旅費の乏しきにも拘らず、
奮
(
ふる
)
つてこの山中に
入
(
い
)
らしめたる理由猶一つあり。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
嚢中(のうちう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“嚢中”の意味
《名詞》
嚢 中 (のうちゅう)
袋の中。
財布の中。
(出典:Wiktionary)
嚢
漢検準1級
部首:⼝
18画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
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嚢
嚢底
嚢里
嚢陽
嚢物
嚢蜘蛛
嚢包
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嚢笛
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