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唐人
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たうじん
ふりがな文庫
“
唐人
(
たうじん
)” の例文
其
(
そ
)
の
一
(
ひとつ
)
の、
和蘭館
(
オランダくわん
)
の
貴公子
(
きこうし
)
と、
其
(
そ
)
の
父親
(
ちゝおや
)
の
二人
(
ふたり
)
が
客
(
きやく
)
で。
卓子
(
テエブル
)
の
青
(
あを
)
い
鉢
(
はち
)
、
青
(
あを
)
い
皿
(
さら
)
を
圍
(
かこ
)
んで
向合
(
むきあ
)
つた、
唐人
(
たうじん
)
の
夫婦
(
ふうふ
)
が
二人
(
ふたり
)
。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
縣廰小使云、「潜航艇は
唐人
(
たうじん
)
の靴のごとある」。夕べ新地の四海楼を訪ふ
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「
唐人
(
たうじん
)
お勇といふ大變な女ですよ」
銭形平次捕物控:083 鉄砲汁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
次手
(
ついで
)
にとぼけたのがある。
江戸
(
えど
)
の
掏兒
(
すり
)
は、
人
(
ひと
)
の
下駄
(
げた
)
を
脱
(
ぬ
)
がすと
聞
(
き
)
くが、
唐人
(
たうじん
)
だけに
穿
(
は
)
いて
居
(
ゐ
)
る
靴
(
くつ
)
を
脱
(
ぬ
)
がされて、
剩
(
あまつさ
)
へ
屋根
(
やね
)
へ
上
(
あ
)
げられた、と
云
(
い
)
ふのが
一
(
ひと
)
つ。
人参
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「はア、
醉漢
(
ゑひどれ
)
や。」と
呟
(
つぶや
)
いて、
變
(
へん
)
な
顏
(
かほ
)
して
屋根
(
やね
)
を
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
る。
此
(
こ
)
の
姿
(
すがた
)
が、
例
(
れい
)
の
唐人
(
たうじん
)
だけに
面白
(
おもしろ
)
い。
人参
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“唐人”の意味
《名詞》
唐土の人。中国人。
外国人。異人。
(俗称)外国人に深く関わった人。
道理がわからない人。
(出典:Wiktionary)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“唐人”で始まる語句
唐人髷
唐人笛
唐人船
唐人小路
唐人子
唐人館
唐人川
唐人町
唐人神
唐人笊