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唐人髷
ふりがな文庫
“唐人髷”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とうじんまげ
76.9%
たうじんまげ
15.4%
とうじんわげ
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうじんまげ
(逆引き)
青銅
(
からかね
)
の鳥居をくぐる。敷石の上に鳩が五六羽、
時雨
(
しぐれ
)
の中を
遠近
(
おちこち
)
している。
唐人髷
(
とうじんまげ
)
に
結
(
い
)
った
半玉
(
はんぎょく
)
が
渋蛇
(
しぶじゃ
)
の
目
(
め
)
をさして鳩を見ている。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
唐人髷(とうじんまげ)の例文をもっと
(10作品)
見る
たうじんまげ
(逆引き)
三味はやんで、やがて格子ががらりと開いたと思つたら、
繻子
(
しゆす
)
の細帶を結んで
唐人髷
(
たうじんまげ
)
に結つた娘が、そのまま駈け出して湯屋のなかに吸はれるやうに入つたのである。
三十三の死
(旧字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
唐人髷(たうじんまげ)の例文をもっと
(2作品)
見る
とうじんわげ
(逆引き)
悪足掻
(
わるあがき
)
もまた一段で、
襦袢
(
じゅばん
)
がシャツになれば
唐人髷
(
とうじんわげ
)
も束髪に化け、ハンケチで
咽喉
(
のど
)
を
緊
(
し
)
め、
鬱陶
(
うっとう
)
しいを
耐
(
こら
)
えて眼鏡を掛け、
独
(
ひとり
)
よがりの人笑わせ、
天晴
(
あっぱれ
)
一個のキャッキャとなり済ました。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
唐人髷(とうじんわげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“唐人髷”の解説
唐人髷(とうじんまげ)とは明治ごろ流行した少女の髷。
幕末ごろ、吉原の遊女が結ったものが一般に結われるようになったもの。
(出典:Wikipedia)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
髷
漢検1級
部首:⾽
16画
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